災害時備蓄運搬訓練

2024年06月28日

今月、同グループ内の介護老人保健施設「高嶺の郷(同町内)」と、ここ「野桑の里」とで二施設間の災害時備蓄運搬訓練が行われました。

連絡を取り合うところは、連絡する側と受ける側を交互に、実際に施設にある備蓄食一日分を運ぶことも交互に行い、訓練は4回別日に分けて行われました。

「災害」は起きてはいけないことです。しかし、起きてからでは何にもならない…というところで、BCP(自然災害発生時における業務継続計画)も踏まえながら取り組まれました。

「災害」が実際に起きれば人手はいる、訓練とはいえ一日分を運んでみたものの「災害」が起きたときには一日分では足りない、この施設で起こる可能性がある災害は震災か…火災か…水害か…と考えたり、「災害」の程度によっては土砂崩れや河川の氾濫から橋が使えなければ協力体制も取れないこともあるのでは…と訓練の振返りのときには多くの意見が聞かれました。

実害を想定し、業務の見直しから、いつもいると思っている管理職やポイントになるになる職員がいないときなど、考えることが多くなり、この訓練の大切さを知る機会となりました。